2014年08月14日

ラックブラン小屋 Refuge du Lac Blanc

シャモニーで一泊した、ラックブラン小屋について書いておきます。

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トレッキングを終わってラックブラン小屋に到着


今は、世界各地のホテルの予約ができるサイトがあって、いろんな所のホテルを簡単に予約できるのだが、山小屋となるとそうはいかない。
ツールドモンブランの山小屋情報の中にラックブラン小屋がある。
http://www.autourdumontblanc.com/amb/index.cfm/refuge-lac-blanc.html
こちらに書いてある、アドレスに日時や人数や連絡先などを書いて予約したい旨を書いて送ります。
返信はけっして早くないので気長に待ちましょう。
忘れた頃に、料金(2食付き 55ユーロ/1人)と予約は可能だが、インナーシーツとヘッドライトを持ってきてという返事が来たが、これで予約は完了ではない。
Deposit(保証金)35ユーロを入金して、予約したいなら返事がほしいということだった。

早速、郵便局へいって国際送金で35ユーロを送ることにした。
窓口で、国際送金したい旨を伝え、所定の用紙をもらい記入するのだが、相手先の銀行の住所などがはっきりしなく、窓口の女性に相談しながらなんとか手続きを終わらせた。
国際送金の手数料は2000円程度かかり、さらに先方の銀行でも手数料が引かれるらしい。

2週間ぐらいで、入金を確認したというメールがきて、その金額は32.20ユーロだそうだ。
先方の銀行での手数料は2.8ユーロということになるが、とりあえず、なんとか予約を完了!

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小屋の正面とテラスでくつろぐ日帰りのハイカー達


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ラックブランの湖畔から眺めた小屋


シャモニーのホテルは、連続5泊で予約しているので、そのうちの一泊はダブルブッキングにとなって一泊捨てることになるのだが、
山小屋に泊まることはなかなかできないので、割りきって一泊捨てた。
しかも、本州の営業小屋に泊まる前に、シャモニーで営業小屋デビューすることになってしまったのだ。

いよいよ当日、これ以上ないという好天に恵まれてトレッキングして、ラックブラン小屋に到着。
チェックインして、使い方の説明を受けるが、フランス(?)の男性の英語がよくわからず苦戦しているとネパール人のガイドが説明してくれて、なぜかそちらの方は理解することができた。

ザックと登山靴は、地下の荷物置き場に置いて、備え付けのスリッパに履き替えて、小屋の中ではそのスリッパで過ごすことになる。

夕食はPM7:00なのでそれまで、シャワーを浴びて着替えをすることにした。
シャワーブースは2箇所でお湯は問題なく出る、トイレは水洗で3個室、どちらも男女共用だが、よく手入れされていて清潔だ。

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シャワー室とトイレ

夕食までは、湖畔に行って写真を撮ったり、ビールを買ってテラスのテーブルに座ってゆっくりした。
夕食は、大きな食堂で4つの大きなテーブルに10人くらいづつ名札が置かれて割り当てられていた。
当日のお客さんは40名くらいだった。

食事はスープ、パスタ、デザートの順にでてくる。
スープはかぼちゃのような味のスープにチーズを細かく切って入れて飲む。
チーズを入れると、ぐんと風味が良くなる。
初めて見た食べ方だけど、なかなか美味しかった。
パスタは、ゆでたフリッジでその上に牛肉のワイン煮込みをかけて食べる。
デザートは、桃にチョコレートソースをかけたものだった。
皆さん食事中はお酒を飲まないようで、食後に透明のリキュールのようなもの飲んでいた。
僕らは、食べ終わってから500mlのワインを買ってテラスで夕焼けを見ながら飲んだ。

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地ビールとチーズ入りスープ


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パスタとデザート


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食堂と寝室


寝室は20人くらいの男女共用の2段ベッドの大部屋だった。
その部屋の他にも、もうすこし小さい部屋が2部屋ぐらいあった。
又、別棟で寝ているお客さんもいた。

朝食は朝7時、日本のように早朝に出発してしまう登山者などはこの小屋にはいなかった。
食事は、オレンジジュースとコーヒー又はココアとパン
パンには、ブルーベリージャムやチーズやバターを塗って食べた。
その他に、シリアルと牛乳もあった。

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 朝食


朝食の後は、皆さんバタバタと準備してすぐに出発していった。
僕らも準備して、支払いをして出かけることにした。
支払いは2人で110ユーロで、それからメールの通りの32.2ユーロを引いた金額をカード払いはできないので現金で支払った。

素晴らし夕焼けと朝焼け、鏡のようなラックブランの湖面に映るモンブラン山群の美しい景色を見れたこと。
ほかの宿泊者との会話や相部屋など、なかなか貴重な体験ができたと思う。
2食付きで1泊、55ユーロは決して高くないし、プライスレスな体験ができて非常によかったと思う。
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2014年08月04日

ビオナセ氷河とボッソン氷河 2014.07.19

シャモニー4日目、前日まで何をするか決めてなかった日だったが、レ・ズーシュの方へ行ってロープウェイとトラムウェイに乗り氷河の末端を見に行くことにした。

バス停のあるモンブラン広場へ行くと土曜日の午前中開かれるマルシェで賑わっていた。
皆さん、大きな買い物袋をさげてやって来て、色んなものを買っていた。
我々は翌日帰国するので、生鮮品はあまり買えない。
もし、又来ることがあれば金曜日にシャモニーに入り、翌日の土曜日に滞在中の食材をここで買いだめするのもいいねと言うような話をしていた。
結局、ここではヌガーというお菓子と、ドライフルーツ、ベリーを買ってバスに乗り込んだ。

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日用雑貨のマルシェ


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生鮮食品のマルシェ


レ・ズーシュのベルヴュに着いて、ロープウェイで登りさらにモンブラン・トラムウェイというラック式の電車に乗る。
終点の二・デーグルからは、ビオナセ氷河の末端へ行くことが出来る。
又、モンブランの登頂起点となるグーテ小屋へも行くことが出来る。
駅は小さな無人駅と思ったら、切符売のスタッフが一人居た。
そして、モンブラン登頂の注意書きやツール・ド・モンブランの案内板などがあって、電車を待つ間眺めていた。

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ベルヴュのロープウェイ


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ロープウェイ頂上駅からの景色


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モンブラン登頂の注意書き


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ツールドモンブランの案内板


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エギーユ・ド・ビオナセ


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ベルヴュの駅


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モンブラン・トラムウェイ


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トラムウェイの車窓から


電車の終点に降り立つと、モンブラン登頂を終えたアルピニストがたくさん降りてきていた。
その光景を見ながら、氷河の末端の近くまで行くことのできる踏み跡をしばらく進まむと、ビオナセ氷河が目の前に現れる。
そこは、氷河の上に土砂や岩が堆積して土色をしている。そして、時々人間の頭以上の大きさの岩が大きな音を立てて落ちていく。
そんな光景を見ながら、昼ごはんを食べた。
この付近にも色んな高山植物が咲いていて、楽しむことができた。

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ビオナセ氷河の末端へ


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グーテ小屋への案内板


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グーテ小屋


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モンブランから降りてきたアルピニスト


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リンドウ科(ゲンチアナ・ヴェルナ/Gentiana verna) アルプススミレ(ヴィオラ・カルカラータ/Viola culcarata)


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ビオナセ氷河の末端


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ワスレナグサ(ミオソティス・アルペストリス/Myosotis alpestris) キク科(ドロニクム・クルシイ/Doronicum clusii)


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アルプスアザミ(キルシウム・スピノシシムヌ/Cirsium spinosissimum)  ユキノシタ(サキシフラガ・ステルラリス/Saxifraga stellaris)


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キンポウゲ科の花(ラナンキュラス/Ranunculus glacialis)


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二・デーグル小屋


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プラリオン方面


下りの電車に乗るために、駅に戻る。
駅では先ほど以上にアルピニストが集まっていた。

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アルピニストと観光客


そんな人たちに紛れて電車に揺られ、ヴォザ峠の駅で降りた。
そこには、夏は牧草地になっているスキー場にホテルがあって、そこからの氷河の眺めは素晴らしかった。

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ヴォザ峠駅にて3色の電車


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プラリオン(Le Prarion)へ向かう


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ビオナセ氷河方面


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牛の放牧


そこから、プラリオンのゴンドラまでスキー場の中を40分くらい歩く。
ゴンドラ駅に着くと、マウンテンバイクでダウンヒルをやる若者達が勢い良く降りていった。
ゴンドラ駅まで降りるのであれば標高差1000mくらいはありそうだ。
又、スキー場としても規模もさる事ながらシャモニーの谷を眼下に滑り降りるのはさぞかし気持ちいいだろうなと思った。
是非ともリタイアしたら滑りに来たいものだと思った。

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シャモニー谷の眺め


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プラリオンのゴンドラ駅


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マウンテンバイク


次は、ゴンドラ駅からシャモニー方面へのバスに乗り、もう一つのボッソン氷河を観に行くことにする。
ボッソンというバス停で降りて歩き出したが、リフトは見えているのだが、なかなか辿り着かない。本当はもう一つ手前のバス停で降りる出来だったようだ。なんとか彷徨いながら、リフト乗り場に着いた。

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ボッソン氷河へのリフト


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休憩所の建物



そこからは、15分くらいの長い長いリフトに乗ってボッソン氷河の展望台に着いた。
展望台までの道には、以前この氷河にインドの飛行機が墜落した事や、氷河の後退具合を時系列で表した写真の展示などがあって興味深かった。
展望台からは、青い氷河の末端とその奥にはエギィユ・デュ・ミィディの展望台とロープウェイが見えた。

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ボッソン氷河


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氷河の先端


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エギーユ・デュ・ミディの展望台


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氷河の後退の時系列


シャモニーの街に戻って、食材などの買い物をした。
晩御飯は初日に食べたラムチョップが美味しかったので、再度買いに行こうと思い売り場に行ったらパックされたのが無かったので、対面販売で買って見ることにした。
肉屋のおじさんは気さくで、英語も通じたのでなんとか買うことができた。
ちなみに、生の骨付きラム肉が250gで500円以下という格安だった。
そのあとは、本場のパティスリーでケーキを買ってみようと思い、おしゃれなお店に入ってみた、ここでは可愛いお姉さんがケーキの説明をしてくれたので、美味しそうなタルトを買ってホテルに戻った。

シャモニー最後の夜は、サラダ、ラムのステーキ、ラビオリ、キノコのスープとデザートはタルトとなかなか豪華なものだった。

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そんなことであっという間に次の日は、帰国ということになったのでした。
最終日こそ、曇で時々雨の降る天気だったが、それ以外は晴天に恵まれとても素晴らしい景色を堪能できた。
機会があるなら、また訪れてみたい場所だった。

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2014年08月01日

ラック・ブランからプランプラへ 2014.07.18

シャモニー3日目の朝は、ラックブラン小屋で目覚める。
5時半に起きて、日の出を見ようと起きるが、まわりの皆は誰も起きる気配がない。
夕焼けは、大勢で見ていたのに朝焼けは興味が無いのか寝坊なのかよくわからない。

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オレンジに染まる東の空


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モンブラン山頂はまだ日の出前


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月とモンブラン


5時55分モンブランの山頂が朝日に照らされて輝き出した。
次第に明るい面積が広がり出し、ヴェルト針峰やグランドジョラスのピークも赤く染まってきた。
遅れて、小屋の裏山にも日が当たりだし、観客も少しずつ増えてきた。

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光る山頂


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モルゲンロートのモンブラン


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ヴェルト針峰とグランドジョラスも輝きだした


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小屋の裏山が明るくなってきた


太陽は山の稜線の向こうから出てくるので遅れて現れる。
小屋の裏山に陽が当たりだしたということは、間もなく自分が立っている場所からも太陽が見えるようになるということだ。

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ご来光 AM 6:19


快晴無風のため、ラックブランの湖面は鏡のように穏やかだった。
湖畔に立つと、正面にグランドジョラス、右手にはモンブランの頂きが湖面に写っていて、まるで絵画のような光景が
目の前に広がっていた。
これ以上綺麗な景色を今まで観たことがあっただろうか?

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ラックブランに映る山並み


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グランドジョラス


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ヴェルト針峰


7時になると朝食が始まった。
パンにジャムやチーズやバターを塗って食べる。その他に、シリアルもあった。
飲み物はドンブリのような入れ物でガブガブ飲む感じ。
食事のあとは、準備でみなさん慌しい。
最後の方でチェックアウトして、歩き始める。

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ラック・ブラン小屋を後にする


前日は少しハードな行程だったので今日は少しゆるく高低差のないコースで歩くことにする。
歩き始めて、すぐにマーモットの子供に出会う。
何匹も目の前に現れて、まるでぬいぐるみのようで可愛かった。

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マーモット


ガレ場の道を進んでいくと、たくさんの日本人ツアーズに会う。ここではあえて、「こんにちは」で挨拶をする。
スイスでは色んな言葉を聞いたけど、ここでは、ほぼ100%挨拶はボンジュールだ。

今日も快晴で飛行機雲が何本も見えている。

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コースは今までの中で一番のガレ場となっていて、緑がかった岩が印象的だった。


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フレジールのロープウェイ駅


一時間くらい歩いて行くと、アンデックスのスキーリフトの頂上に着いた。
リフト乗り場の背後の岩場はクライミングで賑わっていた。
そこから、フレジールまでリフトで降りて、プランプラへ向けて再度歩き始める。
標高を下げたので1,900mから2,000m樹林帯の中のルートとなる。

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クライマー達


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プランプラへ(Planpraz)へ向かう


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多肉植物(センペルビブム・アラクノイデウム/Sempervivum arachnoideum) オトギリソウ(ヒペリクム・マクラツム/Hypericum maculatum)

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ホタルブクロ(カンパヌラ・バルバタ/Campanula barbata) ヤナギタンポポ(ヒエラキウム・ピロセラ Hieracium pilosella)

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アブラナ科(フグエニニア・タナケティフォリア/Hugueninia tanacetifolia) キジムシロ(ポテンティラ・アウレア/Potentilla aurea)

標高を下げた分、街が近くに見えた。

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平らな芝生の所はゴルフ場


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キクニガナ(キコリウム・インティブス/Cichorium intybus)  オキナグサ属(プルサティラ・アルピナ/Pulsatilla alpina)ツクモグサの親戚か?

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セイヨウマツムシソウ(スカビオサ・ルキダ/Scabiosa lucida)レブンサイコの仲間(Bupleurum ranunculoides) 


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ユリ科(リリウム・マルタゴン/Lilium martagon)野バラの仲間(ローザ・ペンドゥリナ/Rosa pendulina


松の木と青い空、白いモンブランのコントラストが綺麗だった。

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プランプラへ近づくと、パラグライダーがたくさん飛んでいた。
この景色をいながら飛んだら、とっても気持ちいだろうなと思う。

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ひこうき雲とパラグライダー


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別の空にもパラグライダー


2時間ほどでプランプラのゴンドラ乗り場に到着してシャモニーの街に降りる。
ホテルはゴンドラ乗り場の近くなので歩いて帰ることにする。

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ゴンドラ、標高差1,000m


昼過ぎにホテルに着いて、昼ごはんを食べて、休憩してからシャモニーの街をブラブラして見る。

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ホテルの全景


登山のベースとなる街だけに登山用品のお店は充実している。
値段はあまり日本と変わらないが、ノローナやオドロなど日本の輸入元が独占的に価格を吊り上げている物は日本で買うよりは安い。

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シャモニーの街並み


自分や知人へのお土産を買って、日課になっているスーパーで、食料やワインを買ってホテルに戻った。

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2014年07月31日

バルム峠からモンテ峠経由ラック・ブランまで 2014.07.17

シャモニー2日目は、比較的ロングなコースを歩き、ラック・ブラン(Lac Blanc)という湖のほとりにある山小屋で一泊した。

シャモニー周辺にはいくつかの路線があるシャモニーバスが走っていて、ホテルのゲストカードを見せると無料で乗ることが出来る。
ル・トゥールという街までバスに乗り、ゴンドラ、リフトを乗り継いだ後、バルム峠まで歩いた。

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ル・トゥールのゴンドラ乗り場


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スキー用のゴンドラに乗る


リフトはなだらかな丘陵地帯の中を進んで、遠くからはカウベルが聞こえてくる。
スイスらしい光景になってきて、リフトを降りた後はバルム峠まで作業道を歩く。

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牛の群


廻りにはたくさんの高山植物が咲いていた。
前日見たものと同じ花や、初めて見る物もあって、またしても撮影しながら歩く。
そんな花達の中にチョウノスケソウを見つけた。
白い花で、葉は立っているが葉脈がへこんでシワのようになっているので間違いない。
結局今回のトレッキングではこの場所でしか観る事はできなかった。
キョクチョウノスケソウといって日本の母種になるそうだ。

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チョウノスケソウの仲間、キョクチキョウノスケソウ(Dryas Octopetala)


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アルプススミレ(ヴィオラ・カルカラータ/Viola culcarata)タカネシオガマの仲間(ペディクラリス/Pedicularis palustris)


バルム峠は、フランスとスイスの国境で三角点を大きくしたような国境標識が立っていた。
バルム小屋はツール・ド・モンブランのルート上の小屋に当たる。
ツール・ド・フランスと言う言葉はよく聞こ事があるだろう。
それは自転車レースだが、ツール・ド・モンブランは、ヨーロッパアルプスの最高峰モンブラン(4810m)の周り約170kmをぐるりと
小屋に泊まりながら廻るヨーロッパ随一のトレッキングコースで、フランス、イタリア、スイスの3国を巡るルートのことで、
日本人もたくさんの方が参加されている。

今回は、そのルート上のわずか数キロを歩くだけだが、将来チャンスがあれば
ツールド・ド・モンブランを歩いてみたいと思う。
今回は、その下見になるかもしれない・・・。

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国境標識、フランスの裏にはスイスの文字。もちろんゲートも壁も無い(笑)


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国境からスイス方面の山並み


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バルム小屋


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TMB (ツール・ド・モンブラン)の表示


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 ?(Ranunculus aconitifolius)    キク科(ドロニクム・クルシイ/Doronicum clusii)


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多肉植物(センペルビブム・アラクノイデウム/Sempervivum arachnoideum) リンドウ科(ゲンチアナ・ヴェルナ/Gentiana verna)

この辺りには、マーモットがいて、突然可愛らしい姿を見せてくれた。
カーブの道を過ぎると、道の真ん中にこちらを向いたマーモットが現れて、
こちらにお尻を向けて逃げていって、途中から草むらの中に隠れて頭を出してこちらを見つめていた。

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マーモット


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シャルドネ針峰(3824m) 下の草むらにマーモットが居るのがわかるかな?

 
道の左前方にはモンブランの素晴らしい景色が広がっている、ずっとこの光景を観ながら歩くのは最高に気持ちいい。

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モンブランとアルペンローゼ


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ヴェルト針峰(4,122m)とドリュー(3,754m)


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ミミナグサ(ケラスティウム・アルベンセ/C.カリンティアクム/Cerastium arvense/C.carinthiacum)クワガタソウ(ベロニカ・フルティクロサ/Veronica fruticulosa)


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シラタマソウ(シレネ・ブルガリス/Silene vulgaris) ゼラニウム(ゲラニウム・シルヴァティクム/Geranium sylvaticum)


スタート地点の標高2,200mから、なだらかに下って1,900mくらいまで降りてきた。
そこから登り返し、ポゼット峠(2,201m)まで登り返す。
そこからの眺めが素晴らしい。
モンブラン手前の針峰群とモンブラン、谷を挟んで赤い針峰が見える。
目的のラック・ブランはここから見える赤い針峰群の奥の山腹にある、大きさは沼と呼んだほうがいいかもしれない小さな湖だ。

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左から、シャルドネ針峰、ヴェルト針峰、ドリュー針峰、シャモニー針峰群、モンブラン。右に赤い針峰群


ポゼット峠から標高1,500mのモンテ峠(Col des Montets)まで下っていく。
この下りのルートも景色が素晴らしい。

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案内標識


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シャルドネ針峰とトュール氷河、足もとにはワタスゲが咲いていた


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正面にモンブラン、左にヴェルテ針峰を見ながら


しばらくすると、右手に山肌をジグザグを切っている登山道が見えるようになる。
これが、モンテ峠からのラック・ブランへの道だ。
この道だけ見ても大変そうだけど、ここから一旦約600m下ってモンテ峠まで降りて、急勾配を600m登り返し、さらに300m登る感じだ。

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ラック・ブランへの道が見える


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かなり低い場所に、モンテ峠の建物が見える


下りながら花の撮影する。

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ユリ科(リリウム・マルタゴン/Lilium martagon) 名称不明


長い長い、下りを終えるとフランスからスイスへ向かう多くの車が行き交う、モンテ峠の駐車場に出る。
そこの道路を渡ると、ラック・ブランへの案内標識があった。
ジグザグの道を登り始めると、ブルーベリーを採っている親子とすれ違う。
この場所にブルーベリーが有るのは事前にネットで見ていたので、僕たちも少しだけ食べてみた。
甘酸っぱくて美味しかった。

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モンテ峠の駐車場とラックブランへの案内標識


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ブルーベリー  ヤナギラン(エピロビウム・アングスティフォリウム Epilobium angustifolium)


高度をあげると再び氷河や針峰群が見え始めた。
そして、振り返ると朝、ゴンドラに乗ったル・トゥールの街から、バルム峠、ポゼット峠が一望できた。
傾斜がゆるみだすとコバイケイソウのある湿原地帯になり、再び登って尾根道を進む。
再度シャモニー針峰群や赤い針峰群の見える尾根道になると目的のラックブラン小屋が見え始める。

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シャルドネ針峰、中央にアンジェンティエール氷河、ヴェルト針峰、ドリューが見える。


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アルジェンティエール氷河をズーム


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トゥール氷河ズームしてみるがだいぶ後退しているようだ。


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ル・トゥールの街、バルム峠、ポゼット峠


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シャモニー針峰群とハイカー


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赤い針峰群を間近に仰ぎ見る


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正面に前日氷河のトンネルを見物したメールドグラス


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前方上部にラック・ブラン小屋


もうすぐラックブランというところで、一旦平地へ登り切ると、小さなシェズリー湖が目の前に広がった。
そこからの眺めも絶景で、湖越しに見えるモンブランは素晴らしく、湖畔では賛美歌を歌う団体さんが居たりして、最高に素晴らしい雰囲気だった。
この湖の廻りには、アイベックスが何頭もいて餌を食べていたが、かなり人馴れしているのか、近づいても逃げない。
シュズリー湖から鉄の梯子を登って、湖を眺めた。
そこから小屋までの間に再び、2匹のマーモットと遭遇した。

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シュズリー湖とモンブラン


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アイベックス


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唯一の梯子場


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シュズリー湖


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マーモット


バルム峠から6時間かかってようやくラックブランに到着。
小屋の前では多くの人達が休んでいた。
早速、チャックインして小屋の使い方の説明を受けて、身軽になったところでビールで乾杯!!
湖の廻りを散策して、素晴らしい景色を眺めてのんびりした。

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ラックブランに到着


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ラックブラン小屋正面


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湖越し正面にグランドジョラス


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上の段の湖とその奥の景色


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湖と小屋、背後にシャルドネ針峰


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立派な角のアイベックス


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ヴェルト針峰とドリュー針峰


小屋の事は別に書くとして、夕食も朝食も7時。
宿泊客40人が食堂に集まって10人くらいのテーブルに別れて食事をする。
食事が終わると夕焼けショーを観るためにテラスでワインを飲んでその時を待った。
日没は9時過ぎなのでかなり時間がある、そのうち小屋の周りには家族連れのアイベックスが現れ
みんなの撮影のモデルになっていた。
時間とお供に赤く染まるモンブランやグランドジョラスの眺めを堪能した。

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染まり始めたモンブラン


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アイベックスの親子


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トゥール氷河


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シャモニー針峰群


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グランドジョラス


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モンブラン


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モンブラン山頂部


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シャルドネ針峰


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暮れていく山並み

夕焼けショーの後は、ダウンを来てしばらく星が出るまで待っていたのだが満点の星になるまでは起きていることは出来ず、寝てしまった。

参考タイム
リフト降り場(2,195m)→0:15→バルム峠(2,190m)→1:40→ポゼット峠(2,201m)→1:40→モンテ峠(1,460m)→3:30→ラックブラン(2,352m)
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2014年07月28日

プラン・ド・レギーユからモンタンヴェールへ 2014.07.16

エギーユ・デュ・ミディからの帰りはロープウェイ中間駅プラン・ド・レギーユで降りて
レストランで休憩してから、いよいよトレッキングの始まりです。

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プラン・ド・レギーユのレストラン


黒いカラスのような鳥が飛んでいたが、クチバシが黄色で日本では見かけない鳥だ。

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キバシカラス


歩き始めると、いきなり足元にはたくさんの花が咲いていた。
撮影モードでなかなか前に進まない。
日本の山で見たこと有るような、無いような花がたくさんあって楽しい。
(名前は間違っているものもあると思いますので、ご容赦願います)

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キンバイの仲間とマメ科のトリフォリウム・アルピヌム Trifolium alpinum     ナデシコ科Silene-acaulisシレネ・アカウリス


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アルペンローゼ(ロードデンドロン・フェルギネウムRhododendron ferrugineum)  タマシャジンの仲間 別名:悪魔の爪(フィテウマ・オルビクラレ Phyteuma orbiculare)

ルートは右後方に先ほどまでいた、エギーユ・デュ・ミディがあり左手はシャモニーの谷があって、僕達のホテルも見えていた。

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エギーユ・デュ・ミディ


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アデノスティレス・アリアリアエAdenostyles alliariae(キク科)   キンポウゲの仲間 ランヌクルス・モンタヌスRanunculus montanus


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バルトシア・アルピナBartsia alpina(ゴマノハグサ科) クリサンテマム・アルピヌムChrysanthemum alpinum(マーガレット)

ルートは標高2,300m位を一定の高度で進んで行き、森林限界より上で、廻りは岩場が多い。

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進行方向のルート


逆方向からも大勢のハイカーがやってくる。

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挨拶はボンジュール


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シャモニー針峰群のブラティエール針峰


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ロトゥス・アルピヌスLotus alpinus (ミヤコグサ)   シレネ・ルペストリスSilene rupestris(ナデシコ科)


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目的地のモンタンヴェールは上から2番目


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シャモニー針峰群、左からグレポン針峰、ブラティエール針峰、プラン針峰


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アルペンローゼと赤い針峰群


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シャモニーの谷


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休憩をする人々


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歩いてきた道を振り返る


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だんだん高度が下がって一旦樹林帯の中へ


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ゲラニウム・シルヴァティクムGeranium sylvaticum(ゼラニウム)  バクシニウム・ヴィティスイダエアVaccinium vitis-idaea(コケモモ)

広い斜面に差し掛かると、モンブランやエギーユ・デュ・ミディとシャモニーの谷が一望できた。
雪が積もると素晴らしい斜面になりそうだ。

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花が咲きみだれるトレッキングコースを赤い針峰めがけて歩く


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コースは急斜面に差し掛かり、ジグザグの道となる


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ミオソティス・アルペストリスMyosotis alpestris(ワスレナグサ) イブキジャコウソウの仲間


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現地の山ガール


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ガレ場が多くなってきた


ガレ場を登り切ると目の前に突然、ドリュー針峰が現れた、天狗平から観るニペソツのような登場の仕方だった。
けれど、全く比べ物にならない迫力と衝撃だった。

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ドリュー針峰


更に進むと、目の前にはシャモニー針蜂群が間近になり、その左にはグランドジョラスの姿が見えるようになっていて、本当に素晴らし眺めだった。

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シャモニー針蜂群


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グランドジョラス


そして、一旦高度を下げると氷河メールドグラスが見えるようになる。

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グランドジョラスとメールドグラスとアルペンローゼ


シャモニーへはモンタンヴェール鉄道で帰ることになる。
急な坂を下った先には真っ赤な電車が見えていた。

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モンタンベール鉄道


正面には、翌日行く予定の赤い針峰群の麓にあるラックブラン方面が見えるようになっていた。

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赤い針蜂群


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シラネニンジンの仲間  カンパヌラ・バルバタCampanula barbata(ホタルブクロ)


モンタンヴェールからは、メールドグラスの氷河に掘ったトンネルを見物できる。
ゴンドラで一旦下り、そこから数100 m階段を下って氷河の入り口に行く事になる。

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モンタンヴェールの駅とゴンドラ乗り場


氷河には幾つもの穴が開いている、今橋が架かっているのが今年のトンネルだが、毎年トンネルの位置が変わるようだ。
やはり氷河が動いているという証拠だ。

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氷河のトンネルの入り口


入り口への階段の脇にも花が咲いていた。

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カンパヌラ・ショイヒツェリCampanula scheuchzeri(キキョウ科)  アンティリス・ウルネラリアAnthyllis vulneraria(マメ科)

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トンネル内部


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一周して出口付近の青い氷河


氷河のトンネルの位置は年々下がっているようだ。
階段の途中には年代ごとのトンネルの位置が表示してある。
1990年、今から24年前から今のトンネルの位置までは100m以上ありそうな感じ。
このままだと、いったいどうなってしまうのか心配だ。

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1990年の位置から今の入り口を眺める


モンタンヴェールの駅に戻ってレストランに入ってビールを飲む事にする。
本日2度目のビールタイム(笑)
いずれにしても、素晴らしい景色を眺めながらのビールは最高にうまい!!

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シャモニーまでの電車はラック式といって歯車がある。

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ラック式の線路と電車


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モンタンベール鉄道のシャモニー駅


シャモニーの街に降り立つと、とっても暑い
おそらく、30度はありそうな感じだ。
いつものようにスーパーによってお酒や食料を買ってホテルで料理をして食べる。
メニューは、ラムチョップのステーキとラビオリ
美味しいワインと共にいただきました。

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ラムチョップとラビオリ


シャモニー初のトレッキング、プラン・ド・レギーユからモンタンヴェールはアルペンローゼやいろんな花が咲く道を素晴らしい景色と、突然のドリュー針峰の出現に感動し、グランドジョラスとメールドグラスの素晴らしい景色に魅せられました。

大変満足な一日でした!!
posted by ぎょ at 23:43| 北海道 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | France2014 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月27日

絶景の展望台へ 2014.07.16

シャモニー初日、まずは定番コースのエギーユ・デュ・ミディの展望台へ登る事にした。

朝6時頃起きると、外は快晴!!
山の上を見てみると、ちょうど朝日がモンブラン山頂やこれから行くエギーユ・デュ・ミディの展望台を照らしていた。

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朝日に照らされるエギーユ・デュ・ミディの展望台


準備をしていると、8時少し前に部屋の正面のドリュー針峰の脇から太陽が登ってきた。

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ドリュー針峰から昇る太陽


シャモニーでは、たくさんのリフトやゴンドラや登山列車などに乗るのであらかじめ、シャモニーパスを購入しておいた。
パスはニセコのリフト券のような物で改札の機会にかざせばゲートが開くという物で、希望する日数を決めて申し込めば、日本まで郵送してくれる。

展望台のロープウェイ駅に9時前に到着すると、すでに大勢の人が行列を作っている。

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たしか、パスを持っていて9時30分までに行けば予約無しで乗れるはずなのだが、整理券の番号順に呼ばれロープウェー乗り場へ進んでいく人たちばかりなので、一向に乗り場に行く事ができない。
そこで僕たちも急遽、予約窓口へ行ってパスを見せて一番早い整理券をもらいやっと乗る事ができた。

ロープウェイは標高1,035mのシャモニーから2,317mにある中間駅で一旦乗り換えて3,777mの山頂駅まで登る。
高度さ2,700mもの高さを20分程度で登ってしまう。特に最後の1,470mは特に急な岩壁に沿って登るため一本の支柱も設置されていない。

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ロープウェイ、大きさは旭岳のものと同じくらい


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エギーユ・デュ・ミディ頂上へ向かう


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中間駅にあるプラン・ド・レギーユのレストラン


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中間駅から先、支柱は1本も無い


山頂駅直下の急勾配をロープウェイがゆっくり登って行くのはなかなか、スリルがあって楽しかった。
到着すると、混んでいるという事で帰りのロープウェイの時間を指定され券を渡される。
言われた時間まではだいたい、1時間半くらいあった。

それから、一旦橋を渡り山頂展望台までエレベータで登っていく。
橋からの景色は素晴らしかった、眼下には雪渓をあるくアルピニスト達が見えた。
これからモンブランへ向かうのだろうか?
そして、素晴らしい山並みの奥に目を凝らしてみると、天を突く孤高の頂と呼ばれるマッターホルンが見えた。
この時点で、NHKグレートサミッツのテーマが頭の中を流れているのは言うまでもない(笑)

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アルピニスト達


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中央奥にマッターホルン


山頂展望台へはまたしも行列・・・。
ようやく着いた山頂展望台の標高は3,842mだ、4年前に行ったクライネ・マッターホルンの展望台が
3,883mなのであちらのほうが少し高い。
しかし、こちらには目の前にヨーロッパの最高峰モンブランが聳えている。

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モンブラン山頂4,810m


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マッターホルン方面


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ドリュー針峰方面


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ロープウェイ山頂駅にある展望台とシャモニーの谷を挟んで赤い針峰群


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広い芝生に面して立つ宿泊先のホテル


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赤い針峰群とその奥の山並み


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ヨーロッパ三大北壁の一つグランドジョラス


とにかく山並みのスケールに圧倒されます。
そして、こんな場所に展望台を作ってしまうヨーロッパの人達を尊敬してしまいます。

もう一つ、すごい発想の施設があったので行ってみた。
空中通路と日本語で書いているが、5面を高強度のガラスで囲んだ展望スペースで、そのガラスの上に立って写真撮影すると言うもの。
足もとは1000m以上下に氷河があって、そこに立つと宙に浮いている感覚になる。

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撮影する観光客


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僕たちの足もと


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横から見るとこんな感じ


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真下は、ボッソン氷河


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モンブランへの登頂ルート


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モンブラン山頂をズーム


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展望台の様子



一通り景色を堪能した後は、再びロープウェイに乗って、中間駅のプラン・ド・レギーユまで降りていく。

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中間駅からレストランへ行き、テラスでロープウェイを眺めながらビールを飲んだ。
少し休んで、いよいよトレッキングの始まりです。
posted by ぎょ at 11:22| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | France2014 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月26日

シャモニーモンブランへ鉄道の旅 2014.07.15

パリからシャモニーモンブランへ電車移動の日です。

パリのリヨン駅からTGVに乗りスイスのジュネーブへ移動
前日に出発ホームを確認して、同じところへ行き、売店でサンドイッチを買い朝ご飯にする。

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リヨン駅構内


昨日、確認したホームには電車が入ってこないので確認しにいくと別のホームだった。
日によって変更になるようだ・・・。
乗る予定の電車を見つけて、予約していた車両に乗ろうとしたが、なかなか見つけられず長いホームをひたすら歩く。
電車は、ジュネーブ行きの8両車とローザンヌ行きの8両が連結した形になっている。

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TGV Lyria


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連結部、手前がジュネーブ、奥がローザンヌ行き


結局16両分の長さのホームを先端まで行って乗務員に確認すると、僕達の車両は最も手前で見逃していたようだ。
そんな失敗をしてしまってやっと席に着いたが、スーツケースを置く場所が無いの入り口付近の床に2個重ねて放置した。

満席の社内では、廻りは韓国人の旅行者が大勢乗っていた。

電車は田園地帯をひた走り、風景の変化はあまり無い。

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先月くらいまでは、パリからジュネーブまで3時間くらいで行ける電車があったのだが、7月になると早くても4時間くらいかかってしまう電車となり本数も減ってしまった。
ちなみに、TGVの予約は日本でインターネットで簡単にできメールで送られてきたeチケットを印刷して持っていくと言うもので、2等車で一人45ユーロと格安だった。

そんなことで、4時間ちょっとでジュネーブに到着。

ジュネーブからシャモニーへの行き方は何通りかある。
ジュネーブ市街からバスで行く方法、ジュネーブ空港まで行ってバスか民間のシャトルバスで行く方法。
それらは1時間半から2時間で着くので最も早い。
しかし、我々が選んだのは、スイスの鉄道でレマン湖沿いをすすみ、マルティニという駅で乗り換え、モンブランエクスプレスで山を超えシャモニーへ入るというものだが、時間は乗り換え入れて4時間くらいかかる。
時間はかかるが、レマン湖の素晴らしい景色や山を超えて雪を冠った山を見ながらシャモニーへ到着するのを楽しみに行く事にしたのだ。

ジュネーブ駅で切符を買おうとするといきなりユーロが使えなくて、スイスフランに両替しなければならなかった。
結局カード払いにしたので、その必要は無かったのだが、国境をこえて違う国に入ったのだなと実感した。

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電車はBrig(ブリーク)行き


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向いのホームに停車中の同型車両


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機関車で引くタイプの電車


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座席はシンプルだけどゆったり


レマン湖沿いの丘陵にはブドウ畑があり、その一部は世界遺産になっているようだ。

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綺麗なレマン湖の景色を見ながら電車は進むが、動いているのであまり綺麗な写真は撮れなかった。

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電車はレマン湖を離れ周りは高い山に囲まれだして、だんだんアルプスの雰囲気が出てきた。

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マルティニ駅に到着してモンブランエクスプレスの乗り換えるまで1時間ぐらいあったので駅周辺をぶらぶらしてみた。

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マルティニ駅


モンブランエクスプレスは急な山を登るため、歯車の着いたラック式という電車で、途中のVallorcineという駅で乗り換えする。
周囲の高い山を眺める事ができるように、屋根の一部はガラス張りとなっている。

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モンブランエクスプレス


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開放的な窓


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スキー置き場や自転車置き場がある車内


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いきなり急勾配を登り始める


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車窓の景色


Vallorcine駅は国境を超えたフランスの駅でそこからシャモニーモンブランまでは歯車の無いタイプだったが、切れ落ちた崖のふちやトンネルを通るなかなか険しい路線だった。

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乗り換えた後のモンブランエクスプレス


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深い谷の上を走る


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険しい山が見えてきた


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雪を冠った山も見えてきた


パリを朝の8時でて17時過ぎにシャモニーモンブランに到着した。
天気はいい、いきなりモンブランの山頂を拝む事ができた。
ホテルは駅から、徒歩15分くらいだが、観光客で賑わう街のガラガラとスーツケースを引いて歩くが、初めての街で新鮮なのであっという間にホテルに到着した。

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シャモニーモンブランの駅前通り


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モンブラン山頂とご対面


ホテルは、レ バルコン デュ サヴォイというアーパートメントタイプのリゾートホテル。
目の前は、スキー場で広々としていて、夏の間はパラグライダーの着地点となっているようだ。
部屋はパリの安ホテルの3倍くらいありそうな広さで、キッチン、リビング、バストイレ別でバルコニーもあり申し分ない。

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レ バルコン デュ サヴォイの部屋の中


荷物を部屋に納めて、一息ついてから食料を買い出しにシャモニーの街に行ってみる事にした。

街の広場にはモンブランの登頂に成功をした者に賞金を出すことにしたジュネーヴの科学者のオーラス・ベネディクト・ソシュールと初登頂に成功をした地元の山案内人バルマの像があり、バルマの指差す先にモンブランの頂上がある。

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ソシュールとパルマの像、表と裏から


街の中は、暑くてとっても賑わっていた

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スーパーは何軒かあったがスーパーUという所に入ってみる。広い店内には日用品から生鮮品、アルコールまでいろんな物がそろっていた。

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肉屋、魚屋、チーズ屋さんは対面販売


部屋に帰って、バルコニーでワインを飲みながらサラダとソーセージを食べた。

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部屋からの景色は、正面にドリュー針峰、右にシャモニー針峰群が見える。
バルコニーから少し身を乗り出すとエギュー・デュ・ミディ(ミディ針峰)とモンブランが見える。

フランスの日没は遅い。
9時過ぎにようやく、目の前の山々が焼けてきた

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部屋の正面、ドリュー針峰


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モンブラン


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シャモニー針峰群


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エギーユ・デュ・ミディの展望台


シャモニーではいきなり素晴らしい天気にめぐまれ、夕日に染まる山々を見る事ができてラッキーだった。
翌日からはいよいよ、トレッキング三昧の日々が始まるのです。
posted by ぎょ at 23:55| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | France2014 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月25日

フランス革命記念日のパリ 2014.07.14

パリ3日目、7月14日はフランス革命記念日
凱旋門からシャンゼリゼ通りをコンコルド広場まで軍事パレードが行われるようだ。
別にこの日を狙って来たわけじゃなく、予約をした後に調べていたらたまたまこの日だったと言う事だった。

まずは地下鉄で凱旋門へ向かう。
シャンゼリゼ通りで行われるパレードを見に行く人達で車内は満員状態。
多くの人が凱旋門の一駅手前で降りたのを追えばよかったと言うのは後の祭りだった。
地下鉄を下りて、地上に出ると写真などで見慣れた凱旋門が目の前にあった。
廻りの道路には、パレードのため集まった迷彩模様の軍関係の車両が多く集まっていた。

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凱旋門


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凱旋門には巨大なフランス国旗が掲げられていた。

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凱旋門の外周道路を歩き、シャンゼリゼ通りに着くと、多くの見物客がパレードに始まりを待っていた。
最前列で観るには、ゲートに中に入る必要があり、ここでもボディチェックとペットボトルのキャップは没収された。
通りに面した最前列には多くの観光客がパレードを始まるのを待っていた。
道路には、何台もの装甲車が待機していた。

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シャンゼリゼ通りでパレードを待つ観光客


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装甲車の兵隊さん


1時間以上待ってようやく、騎馬隊がやってきた。
その隊列の中には、写真は撮れなかったが、オランド大統領の姿があった。

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上空にはたくさんの戦闘機やヘリコプターが次から次へと凱旋門の方向から飛んでくる。
ちょうど並んでいた場所の上には木の葉が生い茂りうまく見れなかったが、場所を移動して何枚か写真を撮るがいまいちなものばかり・・・。

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それからは、戦車や装甲車や消防団などのパレードが通り過ぎて行く。
なにか変だなと思いながら見ていたのだが、そこには見たかった兵隊さんの行進はなく、
もっと手前から始まっていたのは後でテレビ知ったのでした・・残念だ。

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だいたい行進が終わった頃を見計らって、歩いてエッフェル塔に向かった。
エッフェル塔のおすすめビューポイントはシャイヨ宮テラスらしいのだが、革命記念日だからなのか、入ることが出来ずにすこし斜めから眺めてみた。

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エッフェル塔


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最上展望台


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二階の第二展望台


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セーヌ川右岸から


エッフェル塔の真下までいって、そこから展望台の登ろうとしたが、革命記念日と言うことで、早めにクローズになっていて登る事は出来なかった。

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エッフェル塔を下から見上げる


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真下から内部の様子


それにしても、この界隈はものすごい人の数で、どこにっても人、人、人…。
露店でサーモンを挟んだパニーニとコヒーを買って、セーヌ川を眺められる塀の上でご飯を食べた。
その後はセーヌ川遊覧クルーズに乗ってみた。

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ランチやディナー付きとかじゃなくて、一時間位で戻ってくる遊覧クルーズだ。

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黄金の像


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ノートルダム寺院


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後部からの外観


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折り返し地点、左から来て右へ


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他の船、食事しながらクルーズ


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アレクサンドルV世橋とエッフェル塔


素晴らしい橋や建物、河畔でくつろぐ観光客をみながらのクルーズはあっという間だった。

そこから地下鉄に乗り、シテ島に移動。
この路線には、転落防止柵はなく、電車は二階建てだった。

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ノートルダム寺院の塔へ登ろうと行ってみるが、ここもご多分に漏れずすごい行列だ。天気が良くなって直射日光の中の行列も辛いので、ステンドグラスの素晴らしいサント・シャペルに向うことにした。
少しの行列で入った教会の内部は今まで見たことのないような素晴らしいステンドグラスだった。

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セーヌ川とノートルダム寺院


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サント・シャペルのステンドグラス


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パリ最古のステンドグラス


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ノートルダム寺院へ戻り塔に登ろうとすると、目の前でクローズ…。
明日の10時に来てくださいと言われたが明日はない。

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しょうがないので、対岸の地下鉄駅まで歩いてホテルに帰ることにした。
23時からはエッフェル塔周辺で大花火大会があるのだが、それを見に行く体力は残ってない(^^;;
素晴らし花火の様子は、翌日の朝のニュースで観ることができた。

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警察署(Préfecture de Police)


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マリー・アントワネットが投獄されたコンシェルジェリー


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市庁舎

駆け足でまわったパリはまるでお祭りの街だった。
どこに行っても人で溢れ、活気があり、何を観るのも行列は免れない。
ただ、自分なりにベタな所は結構見ることができてよかったかなと思う。

次の日は、リヨン駅からTGVに乗りスイス経由で、今回の本当の目的地、シャモニー.モンブランへ向かいます。
posted by ぎょ at 18:33| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | France2014 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月24日

パリの美術館巡り 2014.07.13

パリ2日目はベタに美術館巡り。

天気は今に降りだしそうな、どんよりとした曇り空、ホテルから街並みを見ながら歩いて行きます。
ルーブル、オルセー、オランジェリー美術館の順番。
最後のオランジェリーまではホテルから地下鉄駅にして8区間の距離もある。

ホテルを出て、バスティーユ広場の7月の柱とオペラ座をみる。

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7月の柱


その後、セーヌ川に向かってアンリW通りを歩いていると。
警察の騎馬隊の建物のようなところで、中で馬にのって訓練している警官(?)がいた。

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セーヌ川に架かるシュリー橋のそばから右岸のジョルジュ・ポンピドー道路をセーヌ川にそって歩いた。
この道路はなぜか車道なのに車は1台も通っていなく、たまにジョガーが通るだけだった。
後でわかったのだが、この道路は毎年ニュースで見かける、セーヌ川に砂を敷いてビーチにしてしまうパリ・プラージュという行事が行われる所で、そのための準備で通行止めになっていたようだ。

歩き始めてすぐに、マリー橋に差し掛かる。
石造りの古いアーチ橋で、願い事をしながらこのアーチをくぐると願いが叶うと言うのをあとで知った(^_^;)
(写真の下の橋の名前をクリックすると説明のあるHPを見ることが出来ます)

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マリー橋を過ぎると、シテ島に差し掛かり島の奥にはあの有名なノートル・ダム寺院の一部が見えた。

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ノートル・ダム寺院


まもなく両側にアーチの石造りで支えられた鋼製の美しいアーチ橋のノートル・ダム橋が見え始める。

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鋼材で施された美しい装飾と彫刻


次は石造りで、大きなNのマークの彫刻がある両替橋。
いろんな歴史や「レ・ミゼラブル」の舞台にもなったらしいので、詳しくはリンクを御覧ください。

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この辺りから、雨がポツポツ落ちてきた。

次の橋は、歩行者専用の芸術橋
石造りの橋脚の上に鋼製のアーチが美しい橋だ。なんと完成は1804年で、この橋の完成後にエッフェル塔が建てられたそうだ。
ただ、高欄には恋愛成就の願掛けの南京錠が無数に付けられていて、少し興ざめだ。
最近、藻岩山もそうだが世界中、南京錠だらけになっているらしい・・・。

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問題の?南京錠


この橋の近くから、平行して通ってる道路に上がる。
そこにはとっても大きな宮殿のような建物があり、それが、あのルーブル美術館だった。

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まずはピラミッド中央入口へ向かう。
目に飛び込んできたのは、大きなピラミッドとその廻りに居るもの凄い行列。

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ピラミッド中央入口


折り畳み傘は持っているものの、雨は本降りでとてもあの行列に並ぶ気はしない。
事前に調べておいた、セーヌ川に面したLion入り口へ行ってみる。
そこには行列は無く、手荷物のセキュリティ検査があっただけですんなり入ることが出来た。
チケットは予め日本で買っておいた、2日間有効のミュージアムパスを持っていったので、購入時間が省かれて良かった。

館内はとっても広く、とりあえず有名な絵画や彫刻を観て廻ることにした。
ちなみに、ここの美術館はフラッシュをしなければ写真撮影はOKです。

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まずは、最初の目的地レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」の場所に到着。
話には聞いていたが、すごい人が絵の前に群がっている、順番に見るのではなく自由に近づけるからこんなことになってしまうんだろう。

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モナリザのある部屋


近くに寄ってみた、本物だ(笑)
想像より小さかった、持っていった双眼鏡で細部まで観察してみた。

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「モナリザ」


いろんな部屋にはそれぞれ素晴らし天井画や彫刻が施されていて見事だった。

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次は、ダヴィッドの「ナポレオンの戴冠式」に行ってみる。
絵の前は、ガイドが率いる団体さんや、多くの人達が集まっていた。

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「ナポレオンの戴冠式」


この翌日はフランス革命記念日ということで、タイミングよくドラクロワの「民衆を導く自由の女神」を観ることができた。

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「民衆を導く自由の女神」


その後は、彫刻ゾーンへ行って、サモトラケのニケやアフロディーテ、通称ミロのヴィーナス、タニスの大スフィンクス、子供の頃学校で習ったハムラビ法典など足早に観たのだった。

これらの中で、特に見物客が多かったのがミロのヴィーナスだった。

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サモトラケのニケ


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ミロのヴィーナス


これで、ルーブルの三大美女は制覇したことになる(笑)

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タニスの大スフィンクス


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ハムラビ法典


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ハムラビ法典をズーム


駆け足だったが、有名なものはとりあえず観たので、ピラミッド中央入口から外へでて次のオルセー美術館に向かうことにした。
ピラミッドの内部は、人、人、人・・・。

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オルセー美術館はルーブル美術館展のそばのロワイヤル橋を渡ってすぐのところにある。
オルセー美術館はルーブルの作品より新しい1848年から第一次世界大戦までの作品が展示されているそうだ。

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オルセー美術館


ここでも、入館時のセキュリティチェックのため長蛇の列が出来ていて入るまでに1時間以上かかった。
しかも、館内は大きな荷物は預けなければいけないなど、かなり厳しいセキュリティとなっていた。
写真撮影も禁止である。

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入館待ちで長蛇の列


まずは、腹ごしらえということで。
館内にあるル・レストランというところでランチにした。

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ここは、宮殿の大広間のような豪華な空間で食事が出来て、なおかつドレスコードがないのでカジュアルな格好のまま食事が出来る。

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席についてメニューを見ると、特別フランス料理と言うわけではなく、中途半端な感じ
僕達が頼んだのは、シーザーサラダとリゾット、隣の客は、フィッシュ・アンド・チップス・・・。
味も特別美味しいわけではないので、この雰囲気を楽しむだけで良しとした。

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シーザーサラダとリゾット


昔は駅だったという広い空間が中央にあり、その両脇にいくつもの展示室がある。

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展示作品は、モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、マティス、ゴーギャン、ロートレックなど名前ぐらいは聞いたことがある画家たちの作品を観ることが出来た。

駅の名残の大時計があった。

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大時計の隙間から見えるパリの景色の中に、有名なサクレ・クール寺院が見えた。

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最上階からの中央ホールの眺め

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オルセー美術館のあとは、オランジェリー美術館に向かう。
ここも近くにあって、橋を渡り少し公園の中を歩くと入口となる。
やはり、ここでも長蛇の列・・・パリの名所は行列無しでは観ることは出来ないようだ。
そして、行列の途中で大粒の雨が降り出した・・・。

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オランジェリー美術館


やっと中に入って、セザンヌ、ピカソ、クロード・モネなどの作品を観る。
ここは、モネの「睡蓮」の連作を収めるために作られた美術館らしい。
壁一面のモネの睡蓮が2つの部屋に別れて展示されている、その大きさは圧巻だった。

美術館を出ると、その正面はコンコルド広場となっている。
広場の中心部には、先端を金色に装飾されたオベリスクが建っていた。
翌日の革命記念日のパレードの準備でいろんな機材が置かれ騒然としていた。

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コンコルド広場


ここまで来ると、ようやくエッフェル塔の全容が見えた。
見学は明日の予定だがとりあえず写真を撮っておいた。

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目的だった美術館巡りも終わり、地下鉄に乗ってホテルへ帰ってみる。
ホームは札幌の地下鉄と同じ感じの転落防止柵が設置されて、比較的綺麗だった。
ただ、乗車するとすぐに、日本語を含む、いろんな国の言葉でスリに注意してくださいというアナウンスが流れていた。
噂には聞いていたが、このアナウンスを聞くとやはり本当にスリが多いのだなと、気を引き締めた。

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ホテル周辺は、日曜の夕方をカフェのテラス席で過ごす人達で賑わっていた。

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僕たちは相変わらず、コンビニへ買い出しに行った。

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コンビニ内部、ワインが豊富


ホテルに戻り、次の日の革命記念日のパレードを観に行く計画をして寝たのでした。
posted by ぎょ at 22:47| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | France2014 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月23日

フランス パリに到着 2014.07.12

2014年7月12日から7月21日まで、少し早い夏休みと言うことにしてフランスへ行ってきた。

一番の目的は、ヨーロッパアルプスのシャモニー・モンブラン周辺で素晴らしい景色と花を楽しみながらトレッキングをすることだ。

しかし、欲張りな我々はせっかくフランスに行くのだからパリ観光をしてから、ヨーロッパの新幹線TGVに乗り、
スイスのジュネーブへ行き、そこからシャモニーへ移動する事にした。

今回の宿泊地は、パリ3泊、シャモニー・モンブラン5泊

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飛行機はJAL、羽田発着が増便になったので我々のような地方から海外に行くのは多少便利になった。
しかし、羽田での乗り継ぎ時間は1時間しかなく国際線ターミナルへの移動に時間がかかり、ぎりぎりの搭乗(^^;;

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羽田空港登場ゲートより


機内は、新間隔と銘打った新しいシートでかなり快適♩
2度目の機内食で御当地グルメのくまもんのタイピーエンが出たけど、意味がよくわからない(^_^)

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Airくまもん


12時間のフライトを終えて、巨大なシャルルドゴール空港を出てモンパルナス行きのエールフランスのバスでリオン駅に到着。

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エールフランスのシャトルバス


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リオン駅、後日ここからジュネーブへ移動


ホテルは駅の目の前にあるPalymいう安ホテル。
中小路にあるアパートのようなエントランスを通り小さくて気の遠くなるような遅さのエレベーターで部屋に行くと、狭いけど清潔感のある部屋だった。

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ホテルの入口


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窓からの景色というか壁


すぐに、Franprixというコンビニへ買い物へ行ってみた。
さすがにフランスなのでワインの種類は豊富で安い。
生ハムやチーズなども安い、ただ清涼飲料水(オランジーナなど)は高い。
トマトは枝付きで売っているのはいいが、皮が硬く甘みも少ない。

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コンビニの野菜とワイン


お酒と食料を買い込んでホテルへ戻って、飲んで食べてすぐに寝てしまった。
しかし、時差ボケで2時くらいに目が覚めて、あんまり眠れずに朝を迎えたのでした。
posted by ぎょ at 22:06| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | France2014 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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